レンジフードができるまでを、のぞいてみませんか?
メーカー直営だから見せられる、工場と品質のすべて

2026年9月11日

キッチンで毎日目にするその一台は、どう作られているのか?

キッチンに立ったとき、自然と視界に入るレンジフード。

デザインや色、サイズに目がいってしまいがちですが、毎日使うものだからこそ品質も気になるポイントではないでしょうか。

今回は、普段はなかなか見ることのできないレンジフードの製造現場へ。いつものキッチンにある一台の、その奥にあるものづくりの時間。少しだけ、のぞいてみませんか。

▼相模原工場の製造風景をTikTokで公開中

@fujioh レンジフード製造の裏側#会社 #fyp #職場 #富士工業 #ものづくり ♬ オリジナル楽曲 – FUJIOH/富士工業

「フジオーショップ」の正体、知っていますか?

フジオーショップは、レンジフードメーカー 富士工業株式会社 が運営するメーカー直営ECショップです。設計・開発から製造、品質管理まで携わるメーカーの直営ショップだからこそ、製品の品質や背景まで責任を持ってお届けします。

富士工業株式会社は、1941年の創業以来、 “ものづくり” にこだわり続け、1973年には、念願の自社製品となるレンジフードの開発・製造に着手。日本ナンバーワンのシェア(※)をいただくまでに成長しました。

次なるステージへ向けて、海外で長年育んできたブランド“FUJIOH”(フジオー)を、コーポレートブランドに進化させ国内外へ展開。グローバルオンリーワンのブランドを目指してまいります。

※富士工業グループは、一般家庭用レンジフード供給台数国内シェアNo.1。(2021年4月 東京商工リサーチ調べ ODM生産品含む)

FUJIOHの工場のご紹介

FUJIOHの生産拠点は、相模原工場(神奈川県)と白河工場(福島県)の国内2か所にございます。

今回ご紹介するのは、福島県にある白河工場。フジオーショップ限定販売のレンジフード「COULAH(カウラ)」もこの場所で作られ、皆様のお手元に届きます。

工場と聞くと、大量の製品が流れ作業で作られている光景を想像する方も多いかもしれません。FUJIOH が重視しているのは、確かさから生まれる「品質」 。

製品一台一台にしっかりと目を配りながら、人の手による確認や作業を積み重ねています。

見えない部分まで妥協せず、確かな商品を届ける。その姿勢がFUJIOHの品質を支えています。

レンジフードの役割とは?キッチンの快適さと安全に欠かせない重要な設備

料理中には、油煙やにおい、水蒸気が発生します。

レンジフードは、それらを屋外へ排出し、キッチンの空気環境を快適に保つための大切な設備です。

そしてもうひとつ、忘れてはいけないのが「安全面」での役割です。

火災予防条例などの法令の観点からも、キッチンには適切な換気設備を必ず設置することが定められています。

毎日の料理を快適に、そして安心して行うために。

レンジフードは、暮らしの中で欠かせない役割を担っています。

STEP1 プレス・NC加工|一枚の金属板から始まるものづくり

レンジフードづくりは、一枚の金属板から始まります。

まずはプレス工程で金属を加工し、必要な形状へと整えてゆきます。

機械を使用する工程ではありますが、作業そのものは決して機械任せではありません。

プレス機には、両手でボタンを押さなければ作動しない仕組みが取り入れられています。

これは、「ゼロ災」(職場での労働災害を一切発生させないこと)を目指すための安全への取り組みのひとつです。

大きな機械を使う工程だからこそ、安全確認を徹底しながら、一つひとつ慎重に作業が進められています。

また、加工後の金属部品には、切断面や端部に細かな「バリ」が生じることがあります。


バリは手を触れた際に怪我へつながる可能性があるため、製品の安全性を高めるうえで丁寧な処理が欠かせません。


FUJIOHでは、こうした細部にも目を配り、必要に応じてバリ取りや端部処理を行いながら、安心してお使いいただける製品づくりに努めています。

さらに、金属の端部を折り返して加工する「ヘミング加工」も、安全性や仕上がりの美しさを支える大切な工程です。


端部を折り込むことで、手が触れる部分の安全性を高めるだけでなく、部品の強度や見た目の美しさにもつながります。

こうした見えにくい部分への丁寧な加工が、毎日安心してお使いいただけるレンジフードの品質を支えています。


・ベンダーで曲げを行うNC工程

NC工程ではベンダーと呼ばれる機械で金属を曲げ加工し、設計通りの形状へ仕上げていきます。


・寸法もノギスでしっかりと確認。

小さな確認の積み重ねが、品質につながります。

寸法確認も人の手で丁寧に実施され、わずかな誤差も見逃しません。

金属板が、製品になるための第一歩を踏み出す工程です。

STEP2 板金工程|製品を支える骨格づくり

ここでは前工程で製造された部品同士を溶接などによって組み合わせます。

完成後には見えなくなる部分も多い工程ですが、実は製品品質を左右する重要な工程のひとつ。

わずかなズレであっても、後工程や完成時の仕上がりに影響を与えるため、高い精度が求められます。

見た目の美しさや収まりの良さは、このような見えない部分の精度によって支えられています。

STEP3 塗装工程|美しい仕上がりと環境に配慮した粉体塗装

レンジフードの印象を左右する外観は、この塗装工程で仕上げられます。

FUJIOHの塗装工程では、まずロボットによる自動塗装を行い、均一で安定した塗膜を形成します。

さらに、自動塗装だけでは対応が難しい箇所については、作業者が手作業で補正や仕上げを実施。

ロボットの安定性と人の技術、その両方を活かしながら美しい外観品質を追求しています。

また、塗装後はすべての部品に対して検査員が、製品外観基準(マニュアル)に基づく全数目視検査を実施しています。

・色ムラはないか
・表面に異常はないか
・仕上がりはなめらかか

こうしたチェックを一つひとつ丁寧に重ねることで、美しい外観品質が実現されています。

人と環境にやさしい「粉体塗装」

FUJIOHでは、環境負荷の低減に配慮した塗装方法である「粉体塗装」を採用しています。

粉体塗装とは、粉末状の塗料を製品に付着させ、高温で焼き付けることで塗膜を形成する塗装方法です。液体塗装のように有機溶剤を多く使用しないため、揮発性有機化合物(VOC)の排出を抑えられることが特徴です。

また、塗装時に製品へ付着しなかった粉体塗料は回収して再利用することができます。塗料の無駄や廃棄量を減らしながら、環境に配慮した生産活動につなげています。

さらにFUJIOHでは、外観を美しく仕上げるだけでなく、部品のお手入れのしやすさにつながる機能性塗装も実施しています。

例えば、オイルスマッシャーフードの高速回転ディスクには「親水系塗装」を施しております。

水となじみやすい親水系コートによって、付着した油汚れと塗装面の間に水が入り込みやすくなり、油汚れを浮かせて洗い流しやすくします。

また、一部のシロッコファンには「ハイパークリーン塗装」を施しております。


例)ハイパークリーン ワンタッチ着脱ファン


油汚れを瞬間的にはじく表面塗装です。お手入れにかかる手間と時間を削減します。

見た目の美しさはもちろん、お手入れのしやすさにも配慮した塗装技術が、FUJIOHのものづくりを支えています。

STEP4 組立工程|一台ずつ丁寧に組み上げる

各工程を経た部品は、最後に組立工程へ進みます。

ここでは作業者が一台ずつ丁寧に組み上げていきます。

効率だけを考えればもっと速い方法もあるかもしれません。

しかし、品質を最優先するため、人が責任を持って製品と向き合います。

「この一台を仕上げる」という意識が、確かな品質につながっています。

手間を惜しまないものづくりの姿勢は、完成した製品にも表れています。

反対に、異常が検出された場合は型式銘板が発行されず、ラインが停止する仕組みとなっており、不良品が次工程へ流れない管理体制を整えています。

STEP5 出荷前検査|レンジフードの品質を支える最終チェック

製品が完成したあと、すぐに出荷されるわけではありません。

梱包前には検査工程が設けられており、一台ずつ品質を確認しています。

まずは検査ロボットによる性能検査を実施します。

各種機能や性能を自動で確認し、基準を満たした製品のみ次の工程へ進みます。

検査に合格した製品には型式銘板が自動発行され、最終検査員によって貼付されます。

反対に、異常が検出された場合は型式銘板が発行されず、ラインが停止する仕組みとなっており、不良品が次工程へ流れない管理体制を整えています。

検査員は、

・外観にゴミやブツ、打痕などがないか
・照明が正常に点灯するか
・異音が発生していないか
・ファン風量に異常がないか

などを一台ずつ確認しています。

また、外観検査では製品の部位ごとに定められた基準に基づいて検査を実施。

外観や音、風量など、ロボットだけでは判断が難しい項目についても、検査員の目や耳など五感を活かして確認しています。

ロボットによる性能検査と、人による最終確認。

二段階の検査体制によって品質を確かめることで、安心してお使いいただける状態で出荷しています。

お客様の元へ届く前の最後の砦ともいえる、大切な工程です。

手元に届く一台の、その奥に

一台のレンジフードが完成するまでには、数多くの工程があります。

その一つひとつを丁寧に積み重ねることで、安心して使える品質が生まれます。

手元に届く、その奥に。

FUJIOHのものづくりへのこだわりがあります。

これからレンジフードを見るとき、少しだけ思い出していただけたら嬉しいです。

フジオーショップ限定販売レンジフード「COULAH(カウラ)」

「デザインにもこだわりたい」 「キッチンをもっと心地よい空間にしたい」

そんな想いに応える、フジオーショップ限定販売のレンジフード「COULAH(カウラ)」。

Point1| 本体やパーツを自分好みに選んで、キッチンを理想の空間へ
Point2| 操作性の良いロータリースイッチを採用し、毎日の使いやすさにもこだわりました

フジオーショップでしか出会えない、特別な一台です。

 

この記事を書いた人

フジオーショップスタッフ


2026年9月11日

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